日本はロボットを怖がらない」という話をしていたら、大学の石黒浩さんが、4輪で動き回れる人型ロボット「いぶき」を発表した。石黒氏は、アンドロイドや「不吉な谷」の分野での開発で知られている。まず第一に、彼はロボットを人間の中に入れたいと考えており、今回の開発でもその考えは変わりません。
身長120cm、体重37kgのアンドロイドです。10歳の子供をイメージして作られているので、他のロボットに比べて威圧感がありません。ロボットのフレームはカーボンやプラスチックなどの素材でできており、顔や腕はラテックス製の「皮膚」で覆われています。4つの車輪で前進し、腰の部分に特殊な関節を持つアンドロイドは、人間の自然な動きを模倣し、わずかに揺れるだけです。体内には47個のモーターが搭載されており、笑顔を見せたり、5本指の手で物を持ったり、腕をくねらせたりすることができます。